孫にパソコンを慣れさせたい。なにか良いおもちゃはないかしら?
このような疑問に2児の父がお答えします。
- アンパンマンカラーパソコンスマートの詳細
- 小さい頃からパソコンに慣れる必要性
小さいお孫さんへのプレゼントに子供用パソコンはいかがでしょうか。パソコンはまだ早いとお考えかもしれませんが、これからはどんなことをするにもパソコンが必要です。
なぜ小さいうちからパソコンが必要なのか?それは2020年からプログラミング教育が小学生で必修化されるからです。
必ずしもパソコンを使ってプログラムの授業を受けるわけではないのですが、現代の学生はレポートをパソコンで入力し、メールで提出します。
社会人だってパソコンで資料や見積もりを作るのが当たり前な時代です。
幼い頃からパソコンに慣れておけば、基本的な操作方法やマウスの使い方、キーボードを使ったタイピングがすんなり覚えられる可能性が高いです。
子供向けのキャラクターがメインとなった商品が多くて楽しく学習できますよ。
今回は小さいお孫さんにピッタリの「アンパンマンカラーパソコンスマート」をご紹介します。
アンパンマンカラーパソコンスマートをレビュー
まずは「アンパンマンカラーパソコンスマート」の基本的な情報です。
子供用のパソコンと大人用のパソコンの違いは、難しい知識が要らず簡素化されていることと耐久性が違います。
メニューボタン一発で遊びたい項目へ移行できたり、すこしくらい雑に扱っても壊れません。(思いっきり落とすと流石に壊れます)
基本情報
対象性別 | 男女 |
対象年齢 | 3歳から |
液晶 | 4.3インチカラー液晶 |
キーボード | JIS配列キーボード |
マウス | ボールマウス |
電池種別 | 単三電池4本 |
ACアダプター | バンダイ(BANDAI) ACアダプター Bタイプ(別売り) |
発売元 | バンダイ(BANDAI) |
インターネット | 不可 |
子供に絶大な人気を誇るアンパンマン。もちろん対象性別は男女共通で対象年齢は3歳からのおもちゃです。
子供用パソコンの対象年齢は3歳からが多く、お孫さんの年齢とあまりにも離れていると画面に映る学習(遊び)内容が理解できない可能性があります。
対象年齢には気を付けましょう。それと当たり前ですが、インターネット接続はできません。あくまでも収録されている内容と「マウス・キーボード」を使って楽しむおもちゃです。
4.3インチ液晶画面について
4.3インチカラー液晶はやや小さく感じますが、子供用パソコンはだいたいこのサイズが一般的です。
大きい画面でインターネット接続が希望でしたら「Fire キッズモデル
タブレット型は基本的に画面に触れて入力をしますので、直感的に操作できたり文字の練習アプリが使える点ではメリットです。
ただ、キーボードやマウスの操作に慣れる物ではないので一長一短と言えます。
JIS配列キーボードで慣れやすい
一部、対象年齢が24か月(2歳から)となっている商品もありますが、大人が使うキーボードの「JIS配列」になっておらず、それに慣れてしまうと後から大変になるかも。
かな文字や英記号が一般的なパソコンのキーボードと同じですと慣れやすいですね。
キーボード下には「上下左右キー」が付いています。ノートパソコンでよくある「キーパット」は、なでる操作が難しく上下左右キーは小さいお孫さんでも使いやすいです。
ショートカットキー搭載
キーボード上部にショートカットキーが付いていて、ボタン一つで遊びたい内容を選ぶことができます。
メニューをたどって選択しなくて良く、簡単でこちらも分かりやすい親切な設計に作られています。
ボールマウスはやや反応しにくい
最近の大人が使うマウスは赤外線を使った位置の読み取り、Bluetooth(ブルートゥース)を使った無線の物が多い。
アンパンマンカラースマートパソコンは「有線」で従来の「ボールマウス」を採用しています。
他商品を見ても無線のマウスを採用している物が無く、こちらも一般的な仕様ですので気にしなくても問題ありません。
このマウスは1つボタンで右クリック・左クリックの概念がありません。ボタンが1つなのは、小さいお孫さんでも慣れやすく分かりやすいと思います。
電池は単三電池4本が必要
アンパンマンカラーパソコンスマートを動かすには単三電池4本が必要です。
子供用パソコンの電池ボックスは誤飲防止のねじ止めで蓋を固定します。こうすることによって勝手に蓋を開けてしまい、誤って電池を口に含んでしまう恐れがなくなります。
底には滑り止めのゴムが4点装着されていて机の上で滑りにくく操作しやすいです。
別売りのバンダイACアダプターBタイプ対応
別売りの「バンダイACアダプターBタイプ」を使えばコンセントから電源を取れます。
ただし、乾電池への充電はできません。ACアダプターに接続する時は電池を抜いて遊ぶ必要があります。
子供用ノートパソコンは必要か?
ズバリ、子供用のノートパソコンは必要です。
タブレット型やスマホ型で画面をタッチして操作するのも良いですが、まだまだタイピングが必須な時代が続きます。
大人になってからブラインドタッチ(キーボードを見ずに文字を打てる)ができないと、正直言って勉強や仕事になりません。その入門として適しています。
冒頭で2020年からプログラミング教育が小学生で「必修化される」や「大人になってからパソコンを使う」とご説明した通り、早いうちからマウスやキーボードのタイピングに慣れておく必要があります。
とは言っても、カタカタと連続でタイピングするような難しい操作ではなく、「【あ】を押してね」のような優しいゲームです。
子供用パソコンを使って機械の操作方法(扱い方)を学んでお孫さんがこの分野に興味を持つかもしれません。
パソコンに強くなると将来的に大学や就職先の選択肢が広がります。まずはパソコンに触れさせてみることをおすすめします。
アンパンマンカラーパソコンスマートで出来ること
次はアンパンマンカラーパソコンスマートに収録されている「学習内容・ゲーム」のメニューをご紹介します。
メニュー:パソコン
- マウスとクリックのれんしゅう1
- マウスとクリックのれんしゅう2
- じょうげさゆうキーのれんしゅう
- OKキーのれんしゅう
- かびるんるんタイピング1
- かびるんるんタイピング2
- かびるんるんタイピング3
- ローマじひょう
- スタンプトーク
- アンパンマンムービー
- メールごっこ よむ
- メールごっこ おくる
- ネットショッピングごっこ
パソコンのメニューでは主にマウスの使い方やキーボードを使ってタイピングの練習をします。
メールやネットショッピングなど、基本的なパソコンの使い方・概念を遊びながら学べます。パソコンの項目だけで13つもあるので飽きにくいのも良いですね。
メニュー:こくご
- ひらがなタイピング1
- カタカナタイピング
- たんごをおぼえよう ひらがな1
- たんごをおぼえよう ひらがな2
- たんごをおぼえよう カタカナ1
- たんごをおぼえよう カタカナ2
- じゅんばんわかるかな?ひらがな/カタカナ
- ローマじタイピング
- たんごをおぼえよう ローマじ1
- たんごをおぼえよう ローマじ2
- ぶんしょうもんだい
こくごのメニューはクイズ形式でクリックやタイピングを使って答えます。
ひらがなやカタカナ以外にローマ字の項目もあり、タイピングの基礎が学べ、間違っていても正しい答えを教えてくれます。
たくさん文字を入力する練習ではなく、「『あ』はどこか?」や「キー押すと文字を入力できる」といった基本的な内容です。
メニュー:えいご
- ABCのうた
- えいごでいってみよう
- えいごタイピング
- えいたんごをおぼえよう
- えいごであいさつしよう
- えいごのかずをかぞえよう
タイピングやマウスの操作以外にも、音楽にあわせて歌ったり英語であいさつの練習をします。簡単な英語ですが、遊びながら英語にふれることができて良いですね。
液晶画面にアンパンマンが映るので馴染みやすいと思います。
メニュー:さんすう
- 1~10をおぼえよう
- 1~10をかぞえよう
- 1~100をおぼえよう
- じゅんばんわかるかな?すうじ
- たしざん1
- ひきざん
- たしざん2
さんすうは数の勉強で基本的に1桁の数字のたしざんや数数えです。
幼い子にはすこし難しいのですが、難易度の高いモードでは足し算で合計2桁になったり、100までの数を数えます。
液晶画面が付いている子供用パソコンを使うと数字の概念を教えやすいです。
メニュー:おんがく
- いっしょにうたおう
- リズムあそび
- がっきでえんそう
- ドレミわかるかな?
音楽が流れている中でクリックやキーボードのキーを押すと効果音がなります。
曲目は全10曲で定番の「アンパンマンマーチ」や「ゆうきりんりん」の他に、童謡が収録されています。おんがくは楽しく遊ぶ項目です。
メニュー:ちえ
- かたちあて
- いろあて
- ながさくらべ
- おおきさくらべ
- しんけいすいじゃく
- えあわせ
色や形・大きさ・長さなどを当てる知育メニューです。特に隠れたカードを覚える「しんけいすいじゃく」はすこし難しいので、一緒に遊んであげる方が良いと思います。
知育は全体的に難しくて、我が子は「ちえ」のメニューが苦手です。
メニュー:せいかつ
- おかたづけ
- なんじかな?
- こうつうルール
- あいさつしよう
- おそうじできるかな
キーボードのキーでクイズに答えたり、指定されたところをクリックするゲームをして生活に欠かせない基本的なルールを学びます。
大人には簡単な問題ですが、小さい子には難しく感じられるメニューです。おじいちゃん・おばあちゃんが一緒に遊んで教えてあげましょう。
メニュー:おえかき
- かいてみよう
- スタンプおえかき
- ぬりえ
- おえかき
- にがおえをつくろう
すべての項目でマウスを使っておえかきやぬりえをします。
自由に遊ぶ「スタンプおえかき」や「おえかき」と絵を完成させる「かいてみよう」や「ぬりえ」の項目があります。遊びたい方を選ばせてあげると良いです。
にがおえをつくろうは「かみ・かお・ふく・こもの」を数種類から選んで自由に設定できます。
メニュー:ゲーム
- あっちむいてホイ
- ふうせんゲーム
- りんごキャッチゲーム
- シャッフルゲーム
- ドキドキゲーム
- じゃんけんポン
- たまいれゲーム
最後のメニューです。
アンパンマンやバイキンマンが登場するゲームで遊びます。ゲームと言ってもマウスや上下左右キーを使うので難易度が高く、「画面の中を操作する」ということが学べます。
基本的な内容は他のメニューと同じで、指示にしたがい上手く操作できると成功です。
さいごに
たくさんの内容が収録されていましたね。
子供に絶大な人気があるアンパンマンのパソコンを使って、まずは機械に興味を持たせることが大切です。
たくさんのメニューの中に学習やゲームが含まれており、お孫さんは飽きることなく楽しめます。
アンパンマン以外にもディズニーやドラえもんの子供用パソコンがあります。好きなキャラクターで選んであげてくださいね。