戦隊モノ・アニメシリーズの玩具がプレゼントに適していない理由

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おじいちゃん

戦隊モノやアニメシリーズのおもちゃを孫にプレゼントしようと思うけど、たくさんの種類があって困る。話が進行するにつれて随時追加されていき、すぐに遊ばなくなるのでは?

このような疑問にお答えします。

この記事で分かること
  • 戦隊モノ・アニメシリーズのおもちゃは寿命が短い
  • 幼児向けおもちゃは儲かる
  • おすすめはテレビ放送と関係がないおもちゃのプレゼント

お誕生日やお祝い事でお孫さんから「これが欲しい」と指定される場合を除き、戦隊モノやアニメシリーズのおもちゃのプレゼントはおすすめしません

なぜなら、敵を倒す武器や変身アイテムはかなりの頻度で新商品が出るからです。

新しく買い与えてもすぐに古いおもちゃとなってしまい、旧商品は使い物にならなくなるのです。言い換えると「遊べる時期が短い=寿命が短い」ですね

作品に携わる人は、もちろん奉仕活動のためにキャラクターやお話を作っている訳ではありません。仕方がないことですが、次々と新商品が出る理由に「幼児向けのおもちゃは儲かる」という背景があります。

目次

戦隊モノ・アニメシリーズのおもちゃは寿命が短い

飽きられたおもちゃ

戦隊モノやアニメシリーズが新しくなる時期(頻度)をご存知でしょうか?

ここでは女児に絶大な人気のある「プリキュアシリーズ」を例にご説明します。

  1. 2月に放送がスタート
  2. 次の年の1月いっぱいで放送が終了
  3. また2月から新シリーズがスタート

約50話を「2月始まりの1月終わり」で1年をかけて放送します。次の2月になったら新しくなったシリーズ(別キャラクター)で、また放送が開始されます。

なぜ区切りの良い新学期(4月)ではなく、2月の中途半端な時期から放送が始まるのか?その理由は、子供たちに飽きさせない工夫です

仮に「3月終わりの4月始まり」にすると以下のような行動が起きやすくなってしまいます。

〇年生になったから、もう観るのをやめよう(卒業しよう)。

子供たちは一歩ずつ大人への階段を上がっている自覚があり、「幼児向け」をどこかで気が付きます。例えば幼稚園(保育園)から小学生にあがった時に、子供ながら「○○は幼稚だわ」と自然に感じてしまうのです。

学年が上がらないうちの2月の放送から見てもらい、学年をまたいだ4月以降も続きが気になるように見続けてもらおうというよく考えられた魂胆です

しかし、ある程度の年齢になると、その策も次第に効かなくなってきます。せっかく買い与えたのにすぐに遊ばなくなってしまうと悲しいですよね。

お孫さん自らが「これが欲しい」とねだってくる以外で、戦隊モノ・アニメシリーズのおもちゃのプレゼントはおすすめしません。

放送途中で新商品が続々と登場する

敵を倒す武器や変身グッズは1年間の区切りで何度か入れ替わり、おおよそ四半期で1度の頻度で新商品が出ます。

なぜ頻繁に新商品を投入してくるのか?それは「幼児向けのおもちゃは儲かる」からです

ずいぶんと前ですが、朝日放送テレビ(関西ローカル)の「ビーバップ!ハイヒール(放送終了)」という番組で「漫画家の江川達也さん」が暴露していました。

アニメ番組化された著書の「まじかる☆タルるートくん」では、新しいおもちゃが出るたびにロイヤリティ(知的財産権)でかなりの収入があったそうです。

子供たちからすると、好きなアニメで登場するアイテムが「自分たちの手元に届くおもちゃ」になったのであれば、それは欲しくなります。

新商品のおもちゃを発売する=儲かる

仮面ライダー、ウルトラマン、プリキュアなど、各キャラクター専用のアイテムが登場し、おもちゃが売り出されます。

昔からこの流れが出来ているのですから、販売する側としては今でも続々と新商品を出したくなる考えがあります

だいえもん

買ってあげるのはお金を持っている親御さん、おじいちゃん・おばあちゃんです。

1年間のシリーズで完結を待たずしても新しい商品が出てしまい、1つのおもちゃで遊べる期間がかなり短くなってしまう訳ですね。

繰り返しになりますが、お孫さんに長く遊んでもらおうと思うと「戦隊モノ・アニメシリーズのおもちゃ」はおすすめできません。

放送に関係のないおもちゃのプレゼントがおすすめ

おもちゃ

テレビ放送で区切りが付いてしまうおもちゃはおすすめしないとお伝えしました。

では、どのようなおもちゃのプレゼントがおすすめなのか一例をご紹介します。

レゴシリーズ

ブロック系のおもちゃはどの年代のお孫さんでも長く遊べます。

レゴの基本セットは既に持っている可能性が高いので、男の子向けの「レゴシティシリーズ」女の子向けの「レゴフレンズ」などが良いかなと思います。

お孫さんが大きくなってから遊ぶ高度なパーツが入っている「レゴクリエイター」があれば、それぞれを組み合わせながら使えて遊び方も自在です。

30代になった筆者もいまだに子供と一緒に楽しく遊びます。

だいえもん

レゴシティやフレンズは専用パーツが入っています。おじいちゃん・おばあちゃんと一緒に組み立てて遊ぶのも良いですね。

ビー玉転がし

パーツを組み合わせてボールやビー玉を転がすタイプのおもちゃはいつまでも飽きません。

パズル感覚で頭を使い、プログラミング教育の目的である「試行錯誤」をする訓練にもなります。

だいえもん

転がっているのを見ているだけで楽しいです。

ビー玉転がし系のおもちゃは主に「プラスチック製と木製」の2種類があります。

キュボロ
キュボロ

木製おもちゃで有名なのが「cuboro(キュボロ)」です。木製の方が味があっておすすめしたいところですが、人気過ぎて在庫切れ(予約商品)が続出しています。

元々の定価が高いうえに、プレミアム価格になっていておもちゃとしてはかなり高額です

何か特別な時にしか手が出ない…。ということで、普段のプレゼントはプラスチック製の安価なタイプをおすすめします。

一応各通販サイトのリンクを下記に貼っておきます。見られた方は「高っ!!」と思われることでしょう…。

ボードゲーム

すごろくゲームなどの卓上で遊べるボードゲームは家族でワイワイ遊べます。すごろくでは人生ゲームやモノポリーが定番ですね。

最近では様々なタイプが登場していて、工夫を凝らした商品が登場しています。例えばすごろくの中でミステリー推理をするタイプや磁石を使って勝負するものまで多様です。

「クラッシュアイスゲーム」は氷に見立てたブロックを順番に叩いて壊し、最終的にペンギンを落とした人が負けという単純な遊びですが、小さい子でも分かりやすいルールで盛り上がると思います。

だいえもん

昔からあるような単純な遊びは、いつまで経っても面白いです。

まとめ

戦隊モノ・アニメシリーズのおもちゃはプレゼントでおすすめできないことをお伝えしました。

「儲け」という大人の事情があって、世の中には長く遊びにくいおもちゃがたくさんあります。どうせ買い与えるのなら喜んでもらい、そして長く遊んで欲しいです。

上手に見分けて、いつまでも楽しんでもらえるようなおもちゃを選んでくださいね。

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