孫におもちゃを買いすぎるのはダメなこと?買わないのもダメです

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おじいちゃん

孫におもちゃを買い与えすぎるのはよくないのだろうか?

このような疑問に2児の父がお答えします。

この記事でわかること
  • おもちゃを買い与えすぎは良くない
  • 教育方針をパパ・ママに確認するべき理由
  • おもちゃを買わないのも良くない

まず結論として、お孫さんに買い与えるおもちゃを厳選して「ほどほどに与える」が正解だと筆者は考えます。

おもちゃを与えすぎることは教育に悪いと考える両親(パパ・ママ)が多く、最悪の場合は「すぐにおもちゃを与える祖父母に会わせたくない」と思われます。

しかし、おもちゃをまったく買ってあげない育て方もよくありません。幼い頃に禁止されていたことは、大人になってから「たがが外れる」傾向があるからです。

それに父方の祖父母がおもちゃを買ってくれるのに母方の祖父母がおもちゃを買ってくれなかったら、どちらの祖父母に懐くでしょうか?

おじいちゃん・おばあちゃんが可愛いお孫さんにおもちゃを買ってあげたいと思うことは決して悪いことではありません。

それぞれについて詳しくご説明します。

目次

孫におもちゃを買い与えすぎるとなぜ良くないのか?

ご家庭によってそれぞれ考え方(教育方針)が違います。

おもちゃを好きなだけ買い与えすぎると「いつでも欲しいものが手に入ると思うようになる」「物を大切にしない子に育つ」という2つの考え方があります。

おもちゃの与えすぎは教育に悪いと考えられている

  • いつでも欲しいものが手に入ると思うようになる
  • 物を大切にしない子に育つ

わがままになって駄々をこねたり、次々と新しいおもちゃが手に入るので物を雑に扱うように…。おもちゃだけですべての性格が決まってしまうとは思いませんが、一般的にはこのように考えられています。

極力おもちゃを与えず良い子に育てようと思っているのに、祖父母が勝手におもちゃを与えてしまうと確実に迷惑

我慢されることで辛抱強くさせたかったり、甘えん坊にさせたくないという親御さんが多いのです。おもちゃが少ない子は独創的(独自の発想で遊ぶ)になるとの意見もあります。

喜んでもらおうと思う一心で祖父母が親の教育方針を無視しておもちゃを買い与え続けるのは危険です。

部屋の中がおもちゃで圧迫される

おもちゃを買い与えすぎると部屋の中が圧迫されます。特に大型のおもちゃがあると占領するスペースが大きく、小さいおもちゃでも数が多くなると溢れかえります。

おもちゃの収納場所を考えて新たに棚を購入したり、部屋の中いっぱいに広がっているおもちゃをお孫さんがなかなか片付けなかったり、といった問題も新たに発生してしまいます。

お孫さんに兄弟がいて(できて)一度に複数渡すことも考えられ、年を重ねるごとにおもちゃが増えるペースが上がります

限りあるスペースがたくさんのおもちゃで部屋が埋め尽くされると、パパ・ママのストレスになりかねません。

おもちゃがたくさんあっても遊ぶのは一部

お孫さんがおもちゃをたくさん所有していても遊ぶのはごく一部です。

我が家で例を挙げると、トミカは大人気ですがぬいぐるみはあまり遊びません。たくさんのおもちゃがあるのにトミカばかりで遊び、一言で表すと他のおもちゃは無駄となります。

一つ一つが安いものではなく結構な額です。使われていないと本当に勿体ない。

遊ばないおもちゃでお金が消えるのであれば、将来のために貯金にまわしてくれていた方がありがたいと思うかもしれません。

お孫さんに買い与えるおもちゃは数ではなく質(本当に欲しい物)と与えるタイミングが重要です。

おもちゃを買わないのも良くない理由

おもちゃの買い与え過ぎはダメですが、まったく買わないのも良くないです。

その理由をご説明します。

孫が祖父母に懐かなくなる

こっちのじいじ・ばあばが好き

父方の祖父母がおもちゃを買ってくれるのに母方の祖父母がおもちゃを買ってくれなかったら、どちらの祖父母に懐くでしょうか?

冒頭でも問いましたが、答えはおもちゃを買ってくれる方の祖父母ですよね。向こうの祖父母に懐いて、こちらには懐かないとなると切ないです。

たまに会う祖父母が孫に優しくすると懐きます。その理由は孫のことが可愛いので怒ることも少なく、おもちゃを無条件に買ってくれるからです。

優しい祖父母がおもちゃを買い与えると「パパ・ママより祖父母が好き」と言うくらい大きな影響力があります。なかなか会えない状況で孫の気を引こうと思うと、おもちゃが真っ先に思い浮かびますよね。

離れたところに住んでいる祖父母は孫の気を引く手立てがないので、1か月ごとくらいの頻度ならおもちゃを買ってあげても良いと筆者は考えます

孫におもちゃを買い与えない方針なのであれば、父方・母方でしっかりと協議することが必要です。

孫が大人になった時にたがが外れる

「たがが外れる」とは解放された時に抑制できなくなることです。

幼い頃に禁止にされていたゲームやおもちゃ。大人になって自由にお金を使うことが出来るようになると、幼い頃に禁止されていたゲームやおもちゃに執着してしまう可能性があります。

筆者自身の体験談ですが、幼い頃にポテトチップスやジュースを禁止されていました。大人になった今はポテトチップスやジュースを自由に食べることができて頻繁に購入しています。

あの時できなかったことを今やってやろうと「大人買い」することは珍しくありません。

年配の方でも、貧しかったこどもの頃に買うことが出来なかった漫画やおもちゃを今になってネット通販で購入することはよくあることです。

おもちゃの買い過ぎは良くありませんが、お孫さんの欲求を抑え過ぎることには賛成できません。

幼い頃に禁止されていた人の声

幼い頃に禁止されていたことは大人になって「爆発する」ので注意が必要です。

まとめ:孫におもちゃを買い与えすぎるのはよくない?

孫におもちゃを買い与える頻度についてまとめます。

おもちゃを買い与えすぎると
  • 両親(パパ・ママ)の教育方針に合わない可能性がある
  • 部屋の中がおもちゃで圧迫される
  • 一部のおもちゃでしか遊ばない
  • 離れている祖父母は1~2か月の頻度であれば問題ない
  • 禁止すると大人になって抑制が効かなくなる可能性も

孫に喜んでもらおうとおもちゃを買い与えすぎるのはよくありません。かといって買い与えないのも懐かなかったり、大人になってからの問題が発生します。

パパ・ママのことも考えると「ほどほどにおもちゃを買い与える」のが揉め事もなく平和的です。

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