おもちゃに掛かる費用を抑えたい。おもちゃをリサイクルショップ(中古品)で買ってきて孫にプレゼントしても大丈夫かな?
このような疑問に2児の父がお答えします。
- 嫁は年季の入った中古品のおもちゃを嫌がる
- 孫は古いおもちゃに疑問を感じながらも喜ぶ
- 大切な行事は新品のおもちゃを購入するべき
おもちゃは意外と高価な物。
孫に喜んでもらおうとたくさん買ってあげたいけれど、1つ1つの積み重ねやお孫さんに兄弟がいて複数のおもちゃを買う場面があると、結構な額になりますよね。
リサイクルショップで中古品のおもちゃを購入して費用を抑えようと考えてしまいますが、誕生日などのお孫さんにとって大切な行事の時はやめておきましょう。
その理由はお孫さんが新しいおもちゃに喜んでいても、お嫁さんからは「孫が可愛くないのかな?大切ではないのかな?」と思われてしまうからです。
それぞれについて詳しくご説明します。
中古のおもちゃを孫に与えるべきではない理由
リサイクルショップでは新古品と中古品のおもちゃを取り扱っています。その中でも年季の入った中古品は孫に与えるべきではありません。
中古のおもちゃは衛生面で心配
一番の理由は衛生面で心配だからです。
もちろん、リサイクルショップは買い取ったおもちゃの除菌や洗浄をしているはずですが、誰が触ったのか、誰が舐めたのか分からないおもちゃは親として心配です。
特に免疫力の弱い赤ちゃんへは、中古品のおもちゃを渡したくないという気持ちがあります。
年季の入ったおもちゃをお孫さんにプレゼントした時に、パパ・ママは「ありがとうございます」とお礼を言いますが本心ではないはず。
綺麗ではないおもちゃをプレゼントされて内心は嫌がっています。
新しくて綺麗(未開封・新古品)なおもちゃならまだ許されるかも知れませんが、ぬいぐるみやお人形のおもちゃは気持ち悪がられるので絶対にやめておきましょう。
- ぬいぐるみ
- お人形
- おまるなどトイレ用品
- お風呂で遊ぶおもちゃ
- 口に入れることを前提としたおもちゃ
- 汚れが染みやすい木製おもちゃ
など
孫は古いおもちゃに疑問を感じる
新しく手に入ったおもちゃにお孫さんは喜びます。しかし、新しくもらったおもちゃなのに年季の入っていると「なぜ古いのか?」と子供ながら疑問に感じます。
というのも、筆者はクリスマスプレゼントに中古品のゲームソフトをもらったことがあります。
子供の頃はサンタさんを信じていて、中古品をもらったことに対して「サンタさんは使い古されたゲームをなぜ僕にプレゼントしたのだ?」と疑問に感じました。
サンタさんは赤の他人でどう思われても良いですが、これが「おじいちゃん・おばあちゃんは使い古されたゲームをなぜ僕にプレゼントしたのだ?」と思われたらどうでしょうか?
捉え方によってはおじいちゃん・おばあちゃんから「大事にされていない」と思う子もいるかも知れません。
喜んでもらおうとしたことなのに、古いおもちゃをプレゼントするとガッカリさせてしまい、お孫さんからの評価が下がる可能性だってあります。
大切な行事は新品のおもちゃを買うべき
例えばお孫さんの誕生日。いくら費用をおさえたいからといって、生まれた日を祝う記念日にリサイクルショップで買った中古のおもちゃを買い与えるべきではありません。
ここぞというお孫さんの大切な記念日に中古品を買い与えると身内は「孫を大事にしていないのかな」と思います。
考え方次第では「嫌がらせをされている」とも捉えられるかもしれません。嫁姑の仲に亀裂入る原因ともなりますので、大切な行事では新品のおもちゃを買うべきです。
あまりにもボロボロだったり汚いものは、最悪の場合は嫁がリサイクルショップに売るということも考えられます。売れない物はそのままゴミ箱に捨てられることも。
まとめ:孫に中古品のおもちゃをプレゼントすると?
リサイクルショップで買ってきた中古品のおもちゃについてまとめます。
- 嫁から嫌われる可能性が高い
- 新生児は特にNG
- 大切にされていないと思われる
- 嫌がらせと思われる
- 最悪の場合はおもちゃを売る・捨てられる
- 孫は喜ぶが、なぜ古いおもちゃなのかと疑問に思う
- お祝い・記念日は新品のおもちゃを与えるべき
すべては人の価値観です。新品でないと絶対にイヤと思う人と、洗ったら大丈夫なので中古品でも大丈夫と思う人がいます。
中古品のおもちゃでも良いと思うパパ・ママへは、もちろんリサイクルショップで買ったおもちゃでも問題ありません。自分の価値観を人に押し付けると摩擦が生じます。
プレゼントした時にお嫁さんからは「ありがとうございます」と必ずお礼を言われるでしょう。しかし、表面的なのか本心なのか見破ることは難しいです。
お孫さんが親元を離れるまでの時間がたっぷりあるのに、早々にお嫁さんと仲が悪くなり疎遠になることも考えられ、慎重に行動すべきです。